大原孫三郎 善意と戦略の経営者 （中公新書） [ 兼田麗子 ]
善意と戦略の経営者 中公新書 兼田麗子 中央公論新社オオハラ マゴサブロウ カネダ,レイコ 発行年月：2012年12月 ページ数：284p サイズ：新書 ISBN：9784121021960 兼田麗子（カネダレイコ） 1964年、静岡県下田市生まれ。2004年、早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士（学術）（早稲田大学）。現在、早稲田大学日本地域文化研究所客員准教授。専攻、社会・経済・経営・政治史、および思想（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 第1章 使命感の誕生ー反抗の精神を培った十代／第2章 家督相続と企業経営ー倉敷紡績と倉敷絹織／第3章 地域の企業経営とインフラ整備／第4章 地域社会の改良整備ー市民の生活レベル向上のために／第5章 三つの科学研究所ー社会の問題の根本的解決のために／第6章 芸術支援ー大原美術館と日本民藝館／第7章 同時代の企業家たちー渋沢栄一と武藤山治／第8章 晩年と有形無形の遺産 「わしの目には十年先が見える」「新事業は、十人のうち二〜三人が賛成したときにはじめるべきだ、七〜八人が賛成したときには、遅すぎる」ー経営者と社会事業家の二足のわらじを履き続けた大原孫三郎。クラボウやクラレなど、多くの企業の創立・発展させるとともに、町づくりに貢献。三つの研究所を設立し、総合病院や美術館をつくった。社会改良の善意をいかにして行動に移していったか、その波瀾にみちた生涯を辿る。 本 人文・思想・社会 歴史 日本史 人文・思想・社会 歴史 伝記（外国） 新書 人文・思想・社会
- 商品価格：950円
- レビュー件数：1件
- レビュー平均：4.0（5点満点）
